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気配りしないといけない理由とは。

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4月に入って最初の土日、

中国地方ではなかなかなメジャーお花見スポット2ヶ所に行ってきた。


どちらも桜の時期には初めて訪れた場所で、その数日前から仕事中もそのことにワクワクしながら土日を心待ちにしていた。ここ数か月まともにカメラを持っていなかったのだが、まぁなんとかなるじゃろ?なんて根拠の薄い自信とともに平日を過ごしていたのだ。



土曜日、

仕事を終え、電車で向かっていると高校時代の友人から「お前、今電車にのっとるじゃろ?どこにいくんや?」とLINEが入った。そして日曜日に行った場所では保育所からの友人に出くわし「こんなところで会うんじゃのー!久しぶり!」なんて声をかけられた。

どちらも、声をかけてもらう少し前からこちらの存在に気付いていたみたいなのだが、こっちはまったくもって気づいていなかった。「人見知りあるある」の一つ「視線にはまったく気づかない」の術を見事に発動していた。土曜日には電車の中で真横でじっとこっちを見ていたらしいのだが、それにもまったく気づかず黙々と本を読んでいたらしいのだ。

・・・・・。


なんていうか、うつむきがちに歩いたり、見たいものだけに目を奪われているのはほんとに良くないなと反省した。久しぶりに会った古い友人の存在に気づいていないのだ。もしそのまま気づかずにその場をやりすごすのは人生の損を繰り返すことになるのではないかとすこし大げさかもしれないけれど、そう考えた。

そして、

万が一、いや、まぁ、万が一だけど、もし見られてはいけないふしだらな自分がその場にいたら本当に本当にまずいじゃないかとも考えて息をのみ、そ、そんなことは全くないのに変な妄想をして首筋に変な汗をかきつつ、やっぱり少しは周りに気を配りながら生きていこうと心に誓ったとある春の一日だったのだ。




ということで。




そのふしだらなんちゃらの時は見られていても声かけられていないだけですよ。 という話。







by yamjoriyo | 2016-04-03 23:14

<< 翻弄される男。 ということなので。 >>